『有島武郎終焉の地碑』

旧軽井沢の三笠で
ひっそりとした細い小道を登って行くと

有島武郎と波多野秋子が心中した場所に
この碑が建っています
当時、非常にセンセーショナルだったことでしょう

昭和28年、有島終焉の地 “浄月庵”跡にこの碑が建てられました。
浄月庵とは、旧三笠ホテル近く有島武郎の別荘があったところで
大正12年6月9日、この別荘で愛人波多野秋子と共に自ら生命を絶ったのでした
有島生馬(武郎の弟)の筆により次の詩文が刻まれています。
大いなる可能性 エラン・ヴィタル(生命の飛躍の意) 社会の心臓
さういう君は 死んじゃった!運命の奴め 凄い事を しやがったな!
この碑の他に、「チルダへの友情の碑」が英文で同地にあります
(チルダは武郎がスイスに旅行したときの友人。チルダへ送った手紙の一節が刻まれています)
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