どちらのシリーズも不定期に更新していきます
(↑ネタがない時?)
さて、この軽井沢の碑シリーズの第1回は
旧軽井沢の二手橋の先を左に曲がった
矢ヶ崎川沿いにある
『犀星文学碑』

我は張り詰めたる氷を愛す
斯る切なき思ひを愛す
我はそれらの輝きを見たり
斯る花にあらざる花を愛す
我は氷の奥にあるものに同感す
我はつねに卑小なる人生に住めり
その人生の荒涼の中に呻吟せり
さればこそ張り詰めたる氷を愛す
斯るなき思ひを愛す
「かげろふ日記遺文」で野間文芸賞を受賞した記念として
昭和36年、室生犀星 自らが建立した詩碑です
ちなみにこの詩は「切なき思ひぞ知る」

この文学碑の横には
軽井沢 文学碑傭人像2体
室生犀星が中国旅行の際に買い求めたものだそうです
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